サラダ、漬物、酢の物に最適なきゅうり。しかし、購入後に「冷凍して保存できるのかな?」と疑問に思うことがありますよね。
冷凍すると柔らかくなるきゅうりの扱い方や、冷凍保存のコツをこの記事で解説します。
きゅうりを余すことなく美味しく使い切る方法を、ぜひチェックしてみてください。
また、きゅうり以外の野菜も保存できる便利なアイテム、「ジップロック」の使用方法についても紹介します。
夏野菜の代表、きゅうりの冷凍保存法
夏にぴったりの野菜、きゅうり。サラダや酢の物には欠かせないですよね。
もし冷凍保存できれば、より便利に使えます。
そこで、NHK「ためしてガッテン」で紹介された冷凍方法をお届けします。
きゅうりの冷凍保存のコツ
まず、きゅうりを小口切りにし、酢と砂糖を同量混ぜ合わせます。
水分をキッチンペーパーでしっかり拭き取り、冷凍用保存袋に入れるのがポイントです。
空気を抜いて平らにしてから冷凍しましょう。
保存期間は2週間から1ヶ月です。解凍して酢の物や汁物に使うと良いですし、冷や汁には冷凍のままでも使えて便利です。
水分が多いきゅうりでも、適切な方法で冷凍保存すれば、家庭菜園で収穫したりプレゼントされたりしたきゅうりもムダにならず、おいしく楽しめます。
この保存法をぜひお試しください。
なぜ冷凍きゅうりは柔らかくなるのか?その秘密を解明
冷凍してから解凍したきゅうりが柔らかくなる理由をご存じですか?
実は、きゅうりは水分を多く含む野菜で、冷凍することでその細胞が破壊され、水分が流れ出てしまうのです。
この現象は避けられず、元のシャキシャキ感を取り戻すのは難しいのが現実です。
冷凍後のきゅうりは安全に食べられる?
柔らかくなってしまった冷凍きゅうりでも、食べても問題ないのでしょうか?
柔らかくなったきゅうりの上手な使い方
冷凍で柔らかくなったきゅうりも、工夫次第で美味しくいただけます。
サラダなどシャキシャキ感が重要な料理には向きませんが、酢の物や漬物、汁物には適しています。
柔らかいきゅうりは味がしみやすく、これらの料理で活躍します。
冷凍保存できゅうりを美味しく楽しむ方法
きゅうりは冷凍保存しても美味しく食べられます。ここでは、その保存方法を紹介します。
きゅうりの冷凍保存のポイント
きゅうりを冷凍保存する際は、塩もみが効果的です。
5mm幅に切ったきゅうりに塩を振り、軽くもんでから10分程度置きます。その後、しっかりと水分を絞ります。
塩分が気になる方は、水洗い後に絞ると良いでしょう。水分を取り除いた後、保存袋に入れて冷凍庫で保管します。この方法であれば、約2週間保存が可能です。
「ジップロック」はきゅうりだけでなく、他の野菜の保存にも便利です。ジッパー付きの袋で、野菜を手軽に保存できます。
まるごときゅうりを冷凍する方法
きゅうりをまるごと冷凍するのは意外と簡単です。
まず、きゅうりを丁寧に洗ってからキッチンペーパーで水気を拭き取ります。
それぞれのきゅうりをラップで包んだ後、冷凍用の袋に入れて冷凍庫で保存します。
このやり方だと、およそ3週間は新鮮さを保持できます。
冷凍きゅうりに最適な保存容器
きゅうりを冷凍する際は、「iwaki」などの専門の保存容器の使用が推奨されます。
特に便利なのは、保存と解凍が同じ容器でできるタイプです。
電子レンジに対応しているパック&レンジタイプの容器が特におすすめです。
これらは使いやすく、見た目も魅力的。さらに、フタが柔らかいタイプの容器を使用すると、きゅうりの匂いが他に移ることもなく、食洗機使用可能で便利です。
縦長の密閉容器を使えば、1本丸ごとのきゅうりも収納可能です。
きゅうりを解凍する際のポイント
きゅうりの解凍には、自然解凍が最も適しています。
使う前の夜に冷蔵庫に移しておけば、翌日にはちょうど良く解凍されています。
もし急ぎで解凍したい場合は、流水を使うと早くできます。
ただし、一度解凍したきゅうりは水分が抜けてしまうため、再冷凍は避けてください。便利なのは、使用する分だけを小分けにして冷凍することです。
きゅうりの漬物を冷凍保存するコツ
実は、きゅうりの漬物も冷凍保存が可能です。漬物は解凍後もパリパリ感を保つことができ、約2ヶ月間の長期保存が可能です。
市販のきゅうり漬物も冷凍できるので、食べきれない分は冷凍保存しておくと良いでしょう。
ただ、浅漬けの場合は、冷凍すると水分が出てしまい味が薄くなる可能性があるので注意が必要です。
冷凍きゅうりについてのよくある疑問とその回答
冷凍きゅうりに関して多くの人が持っている疑問をいくつか紹介します。
冷凍きゅうりを迅速に解凍する方法は?
冷凍したきゅうりを早く解凍したい場合の方法です。
ラップで包んで保存したきゅうりを、ざるに入れて熱湯をかけると、すぐに解凍することができます。
冬にきゅうりを保存する最良の方法は?
きゅうりを冬に保存する場合、最適な温度は10度から13度です。
そのため、直射日光が当たらない涼しい場所に保管するのが良いでしょう。
ただし、表面に水分があると傷んでしまうので、キッチンペーパーで水分を拭き取ってから保存することが大切です。
まとめ
以上が冷凍きゅうりに関する一般的な疑問とその解答です。
冷凍きゅうりは食感が柔らかくなるため、サラダなどには適していませんが、漬物や酢の物には問題なく使用できます。
きゅうりを先に漬物にしてから冷凍すると、保存期間が延びる上に、より美味しく楽しめます。
是非この保存方法を試してみてください。